正覚寺について
お寺は、
弘治3年生まれ
450年の歴史
正覚寺は、身延山久遠寺を総本山とする、
日蓮宗のお寺です。
弘治3年(1556)、身延山久遠寺の
法主猊下より許可を得、開創されました。
元亀元年(1570)には日叙聖人から
「法華山」という山号を授けられ、今日まで450年間、
連綿とその寺歴を誇ります。
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宗 派
にちれんしゅう
⽇蓮宗お釈迦様によって留め置かれた根源の教えであると日蓮聖人が説かれた『妙法蓮華経』を信仰の要とする宗派。
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総本⼭
みのぶさん・くおんじ
⾝延⼭久遠寺⼭梨県⾝延町。
⽇蓮聖⼈が庵を結び⾨弟の教導につとめた場所であり、⽇蓮聖⼈のご廟所でもあります。 -
教 義
みょうほうれんげきょう
妙法蓮華経インドでお釈迦様によって説かれ、⻄暦406年、⽇本に伝来。仏教の根幹に置かれる、最も重要な経典。通称、法華経。
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山 号
ほっけざん
法華山元亀元年(1570)、日叙聖人より拝受。「法華」は妙法蓮華経を意味し、教えを大切にする想いが込められています。
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しょうがくじ
正覚寺「正覚」は悟りを意味します。今の時代に⽣きる皆様を、
より良く導いてゆくという想いが込められています。
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日蓮聖人が法華経の仏の世界を文字で表した十界曼荼羅を、仏像で表した「一塔両尊四士四天王二菩薩二明王」。
題目宝塔を中央に、左右に釈迦如来、多宝如来の二仏、二仏の左右外側に法華経の四菩薩、四菩薩の左右外側に四天王、四天王の左右外側に二菩薩、二菩薩の左右外側に二明王が奉安されています。 -
板曼荼羅。17世紀末頃、谷口法悦(生年不明)という京の日蓮宗篤信者が、各地の
寺院に題目塔や板曼荼羅を寄進した当時
の現物。
住職は、昭和61年⽣まれ
若い住職のお寺
くぬぎ きゅうじ
㓛刀 久士
学習院大学、立正大学卒業後、東京のお寺で修行を続ける若い住職のお寺です。
- 昭和61年(1986)
- 正覚寺第25世、明心院日雄(㓛刀玄雄)の長男として誕生
- 平成10年(1998)
- 宝塔山遠光寺(甲府市)にて出家
- 平成21年(2009)
- 学習院大学法学部を卒業
- 平成23年(2011)
- 立正大学仏教学部を編入卒業
- 平成25年(2013)~
- 常圓寺(東京都新宿区)職員
- 平成30年(2018)~
- 正覚寺第26代住職
一児の父
「東京での修行は10年を超えました。仏教の修行には正しい教えはありますが、ご相談に対しての正しい答えは一つとは限りません。時代が変化すれば人も考えも変化するからです。令和という新しい時代を迎えた今、時代に対応できるよう努めて参ります。」
「人にとって変わらないものは大切にしたいと思います。何よりそれは、人が持つ気持ちです。人を敬うこと、人に寄り添うことの大切さを、今生きている人たちにも、これから生まれてくる人たちにも伝えてゆきたいと思います。」